東プレRealforce91 [パソコン]
すみません今回はちょっとだけマニアックな話題です
サイドバーのお気に入りでも紹介していますが、自宅のパソコンで使っているキーボードです。
以前から気になっていたメーカーだったのですが、ほぼ10年使った前のキーボードが少しくたびれてきたのを機に買い換えました
使い心地はスゴイの一言です
この感覚を知ってしまったら、もう今までのキーボードには戻れないといっても過言ではありません
基本的な構造ですが、最近のほとんどのキーボードで採用されているメンブレンスイッチ方式ではなく、静電容量無接点方式を採用しています。
なので、キータッチはとても軽いのですが、決してフニャフニャしたものではなく、手ごたえがありながら真下へまっすぐスゥッと吸い込まれていくような感触です。
物理的な接点がないので、底付きするまでキーを押し込む必要もなく、長時間の入力でも楽チンです
(といっても最近では長文を作成する機会も少なくなりましたが)
キータッチの軽さとは裏腹に本体は結構重くてなんと1.2Kgもあります
でも、そのおかげで入力中にキーボードの位置がずれてしまうことはありません
何より驚くのは、このご時世に『日本製』であるということです
トップカバーをはずしてみると、かなり厚みのある鋼板が入っていました
(きちんと面取りしてあるあたり、さすが国産だと思います)
道理で重いはずですね
当然、剛性もあり、キーボードの左右両端をつかんでねじってみてもビクともしません
実はこのメーカー、『東プレ』に社名変更する前は『東京プレス工業』という社名だったそうで、現在でも自動車用プレス部品がメイン商品のようです。
このあたりにはプレスの技術が活かされているのかもしれません
さて、このキーボード、どこかで以前使ったことがあるような気がしていたのですが、思い出しました
メインフレーム(汎用コンピュータ)の運用の仕事をしていたとき使っていた、コンソール専用端末機のキーボードがこんなキータッチでした
緑のディスプレイの前で、スコスコとコマンドを打ち込んでいた頃が懐かしく思い出されます
東プレではもともと業務用キーボードをOEM生産していたとのことなので、もしかすると私が使っていた端末のキーボードも東プレ製だったのかもしれません
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