サブPCを組み直しました [パソコン]
自宅のサブPCのマザーボードが昇天してしまったようなので、先週末に交換・再組立てしました。
Atom 510Dのオンボードを使っていたので、今回も同様に「静音」のコンセプトでCeleron J3160のオンボード(ASRock J3160-ITX)にしましたが、データシートを見る限りではさらに省電力・低発熱が進化したようです。
メモリをDDR2からDDR3へ変更しなくてはならなかったのが余分な出費となりましたが、他のパーツはすべて元のPCのものをそのまま使用しました。
Mini ITXフォームファクターながらSATAコネクタが4つあるのでHDDを増設しようと思ったのですが、電源ユニットにSATA用の給電コネクタが2つしかないので諦めました(メインPCで以前使用していた「お下がり」なので・・・)。
OSは手持ちのWindows7 32bitをこれまた流用したのですが、インストール作業中にUSB機器が認識されなくなるという問題が発生しました。
ご存じの方も多いのではないかと思いますが、最近のIntelチップセットはUSB3.0に対応したxHCI機能のみを持つもののUSB2.0に対応したEHCI機能を持たず、その一方でMicrosoftが提供するWindows7インストールメディアにはxHCIドライバが同梱されていないためです。
このマザーボードの場合、メーカーWebサイトではWindows7 64bitに限り対策が必要との記述があり、USB2.0のポートもあったので油断していました
こうした場合、xHCIドライバを統合したWindows7 SP1インストールディスクを作成・使用することが一般的な対応のようですが、面倒くさがりな私はP/S2接続のキーボード&マウスでOSをインストールしてからドライバをインストールするという荒業で乗り切りました。なお、メーカーが提供しているドライバはWindows7 64bit用となっていますが、32bitでも問題なく動作しています。
ただし、マザーボードにはP/S2ポートが1つしかなかったので、こんな分岐ケーブルを使いました。
もう使うこともないし処分してしまおうかと考えていましたが、まさか再び使う日が来ようとは・・・。
ビバ!レガシーインターフェイス!
OSの認証も無事完了して、ドライバや必要なソフトを順次インストールしているところですが、Atom D510ではカクカクしていた動画再生がスムースになる等、当然のことながら確実に性能は向上しているようです(ちなみにPassmarkはAtom D510の661に対しJ3160は1957とのことです)。
これなら動画コンテンツもストレス無く楽しめそうですし、静音PCとして深夜のWebブラウジング等に活用したいと思います
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